米通信事業者Sprint Nextelは米国時間9日より、京セラ製Android(アンドロイド)スマートフォン「Kyocera Milano」の販売を開始した。Kyocera Milanoはスライド式のQWERTYキーボードを搭載したスマートフォンで、主にエントリークラス向けのモデルになる。端末価格は299.99ドルだが、Sprint Nextelと2年契約した場合は250ドルの割引(うち50ドルはメール・イン・リベート(郵送によるキャッシュバック))が適用され、僅か49.99ドルで入手できる。
エントリークラス向けモデルのため、端末の仕様は他のハイスペック機と比べるとやや見劣りする。OSこそAndroid 2.3だが、プロセッサは800MHz駆動、ディスプレイは解像度320×240の3インチTFT液晶で、内蔵メモリは512MB RAM/512 ROM。カメラは背面に有効画素数約320万画素のものを備える。前面サブカメラは非搭載。しかし、電話、メールやSNS、ちょっとしたウェブサイト閲覧などの用途には十分な上、キーボードを好むユーザーにとってはテキスト入力がしやすい魅力がある。
端末のサイズは約115×59.8×11.63mmで、重さは約130g。バッテリー容量は1,490mAh。
京セラ製Androidスマートフォンは日本市場への投入こそないものの、米国では「Kyocera ZIO」「Kyocera Echo」など、すでに複数の機種がリリースされている。
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Sprint Nextel/プレスリリース
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