左:新商品発表会における展示。右:利用イメージ
対応機種はAndroid 2.2以降のOSが搭載されたauスマートフォン。PC側はWindows XP SP3/Vista/7、Mac OS X 10.5/10.6が対象。
一般に、スマートフォンの端末内に保存された写真・動画データのバックアップの際には、microSDカードを取り外し、PC側にセットし、ファイルを移動させる。もしくは、スマートフォンからクラウドストレージサービス上へデータをアップロードし、PC側からダウンロードするなど、の方法が採られる。またはUSBケーブルで端末を接続してコピー、という方法もある。
KDDIが新たに提供するau one Photo Airは、ケーブル接続やmicroSDカードのやり取りという煩わしさから解消されるサービスになる。データのやり取りはWiMAXかWi-Fiを利用する。スマートフォンからPCへのデータの転送は、直接もしくは「Eye-Fi サーバ」経由でとなる。Eye-Fi サーバを経由する場合は、スマートフォン側からアップロードが行われ、PC側でダウンロードされる。なお、スマートフォンとPC間で直接データを転送するには、両端末が同一のWi-Fiネットワーク下にある必要がある。そうでない場合にはEye-Fi サーバ経由になる。
また、WiMAX、Wi-Fiのほか、3G回線下でも手動でのEye-Fi サーバへのアップロードは可能。
なお、Eye-Fi サーバは容量無制限で7日間データを保存できる。ただし、写真、動画の1ファイルあたりの制限容量は2GB未満まで。やり取りできるファイル形式は、jpg、mpg、mov、flv、wmv、avi、mp4。
利用するにはスマートフォンとPCで簡単な初期設定をして、あとはWiMAXやWi-Fi環境に繋げるだけ。スマートフォン向けアプリはau one MarketかAndroid Marketで配信される。
スマートフォンで写真や動画を日常的に撮る方には便利なサービスになりそうだ。
【情報元、参考リンク】
KDDI/プレスリリース