米Googleは米国時間21日、メールサービス「Gmail」のモバイル向けウェブ版において、いくつかの機能改善を導入したことを明らかにした。特に大きな内容がマルチアカウントのサポートだ。しかし、その前におさらいとして説明しておくと、モバイル向けウェブ版は、Android(アンドロイド)スマートフォンやiPhoneなどのスマートフォンに搭載されたウェブブラウザからアクセスした際に利用するもので、Gmailアプリとは違うので注意してほしい。
Googleはモバイル向けウェブ版のGmailを少しずつ機能改善してきたが、今回のアップデート内容は比較的大きい。
先に述べたように、マルチアカウント、すなわち複数アカウントの切り替えに対応した点は実使用上、大きな利便性を与えてくれる。従来バージョンでもブラウザからGmailにアクセスした際、ログインしたアカウントがページ下部に表示されていたが、このエリアの表記が新しく変わる。タッブするとオプションメニューが開く形となり、そこから別のアカウントへの切り替えが可能となる。標準使用するアカウントにログインした状態のまま、最大で3つまでのアカウントへの切り替え利用ができる。
また、その他のアップデート内容の中で便利な機能がモバイル用の署名設定だ。通常、Gmail以外のメーラーも含めて、メールを作成する際には、自身の署名を入れる機能がある。予め署名を用意し、毎回挿入するように設定しておけば、自動的にメールの末尾に挿入される。
Gmailにもこの機能があるのだが、モバイル用の専用署名を別途設定できるようになった。PCから送信するときと、スマートフォンから送信するときで別の署名に変えられる、ということだ。一般的にスマートフォンからでは用件のみの短い文章しか打ちにくい。そこで、モバイル向け署名に「スマートフォンより送信」とか「from Smartphone」「from Mobile」などと入れることで、相手にも長文メールを送れない状況であることを伝えやすい。
さらに、不在通知設定も可能だ。予め指定した期間中に受信したメールに対して、不在の旨を記したメールを自動返信させることができる。
なお、マルチアカウントはPC向けGmailなどのGoogleサービスでも利用可能で、Google アカウントのページから設定できる。デフォルトでは無効になっているが、「マルチ ログイン」の項で「編集」を選び、操作を進めればオンにできる。
【情報元、参考リンク】
モバイル向けWeb版Gmail
Official Gmail Blog/Introducing multiple sign-in and preferences on Gmail for mobile
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