韓国サムスン電子は30日(現地時間)、昨秋以降に各国でリリースしたAndroid(アンドロイド)タブレット「GALAXY Tab」と同サイズの液晶ディスプレイを持つ最新タブレット「GALAXY Tab 7.0 Plus」を発表した。10月末よりインドネシア、オーストリアにて販売開始となり、その後、順次各国への展開へと進む予定。
サムスン電子は“GALAXY Tab”シリーズを、ディスプレイサイズ違いで複数モデル展開していることから、今年に入ってからは各機種のラインナップの把握が難しくなってきている。7.7インチ、8.9インチ、10.1インチなどの機種が新たに登場している。その中で今回発表されたGALAXY Tab 7.0 Plusは、初代モデルと同様に7インチ液晶を搭載する。
ディスプレイの解像度は1,024×600で初代と同じだが、採用OSがAndroid 3.2(開発コード「Honeycomb」)になり、プロセッサがデュアルコア1.2GHz駆動のサムスン電子製Exynos 4210にグレードアップした。内蔵メモリは1GB RAM、ストレージ容量は16GBもしくは32GB、外部メモリは最大32GBまで対応のmicroSD/microSDHCカードスロット搭載、という構成。
カメラは他社製機種と比較するとやや見劣りするかもしれないが、背面に有効画素数約300万画素、前面に約200万画素のものを備える。ネットワークは下り最大21Mbps、上り最大5.76MbpsのHSPA+(900/1900/2100MHz)へ対応し、GSM/EDGE/GPRS(850/900/1800/1900MHz)をサポート。Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/n準拠で、Bluetoothは3.0。
Wi-Fiは、アクセスポイント無しでWi-Fi機器同士を接続できる「Wi-Fi Direct」に対応し、隣り合った2つのチャンネルを束ねて伝送速度を上げるチャンネルボンディング機能も搭載する。
端末のサイズは約193.65×122.37×9.96mmで、重さは約345g。バッテリー容量は4,000mAhとなっている。
【情報元、参考リンク】
Samsung/Press Release
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