超速充電バッテリは、スマートフォンに内蔵される通常のバッテリーと比べて、より大きな電流での入力に対応したバッテリー。通常、スマートフォンのバッテリーの充電は0.5A～1A程度の電流で充電するが、超速充電バッテリーは5A～10A程度の入力に対応する。そのため、同容量のバッテリーの場合でも10分の1以下の時間で急速充電することが可能だ。
超速充電バッテリは負極にチタン酸Liを採用するなど、従来のバッテリーとは異なる技術を使い、超短時間での充電を可能にしている。今回展示される試作品は、スマートフォンの補助バッテリーとして本体に装着するジャケット形式になっており、本体の内蔵バッテリーとは別に単体で充電することができる。
使用する際はまず超速充電バッテリを充電しておき、外出時などにスマートフォンの内蔵バッテリーが減ってきた際に、超速充電バッテリからスマートフォンへの給電を行う、という形になる。
超速充電バッテリ自体は10分程度で満充電できるので、朝の忙しい短い時間などでもサッと充電しておける。
ドコモは今後、超速充電に対応した「充電カウンター」がコンビニやレストランに設置されれば、外出先でバッテリー残量が少なくなったときでも僅かな時間で充電できて便利だという提案もしている。
【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/プレスリリース
NTTドコモ/超速充電バッテリ紹介ページ
