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シャープ、メディアタブレット「GALAPAGOS」へのAndroid 2.3アップデートの提供を開始

シャープは11日、メディアタブレット「GALAPAGOS(ガラパゴス)」へのAndroid(アンドロイド) 2.3へのアップデートの提供を開始した。同日午後3時より配信開始となっている。当初は7月25日に配信開始予定だったアップデートだが、ソフトウェアの品質面に不十分な点があったために延期されていた。しかし、ようやくリリースされたアップデートを導入することで、メディアタブレットGALAPAGOSは、一般のAndroidタブレットと同じような利用が可能になる。

GALAPAGOSは“メディアタブレット”という製品カテゴリでリリースされた端末であり、基本的な用途は電子書籍の閲覧にあった。しかし、今回リリースされたアップデートを導入することで、電子書籍を利用できる機能はそのままに、大幅な用途拡大が図られる。

OSがAndroid 2.3になることで、一般的タブレットと同様の端末になるからだ。それにより、YouTubeを始めとするGoogleの標準アプリやAndroid Marketが利用できるようになり、Android Market上で配信されている様々なアプリ群もインストールできるようになる。ただし、GALAPAGOSの場合、一般的タブレットには備えられているカメラやセンサーなどの一部デバイス(カメラ、音声入力、GPS、Bluetoothなど)がないので、全てのアプリが正常動作するわけではないので、注意も必要だ。

また、シャープ製液晶テレビAQUOSとの連携機能である「AQUOSリモート」にも対応し、チャンネル選択や番組検索などをGALAPAGOSで操作できる。

アップデートの適用方法は、[ツール]→[各種設定]→[通信]→[サーバー確認時間]と進み、[今すぐサーバーを確認]の項目で実行ボタンをタップしてアップデートの有無を確認。その後は[ツール]→[各種設定]→[システム管理]→[バージョン確認]を選択後、画面の指示に従って進めていけばいい。

【情報元、参考リンク】
シャープ/プレスリリース

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