Androidニュース&アプリ情報メディア

ソニー・エリクソン、2011年モデルのXperiaシリーズへ10月以降に最新アップデートを提供へ。3Dパノラマ写真撮影や、USBマウス・キーボード・ゲームパッドのサポートなど

英ソニー・エリクソンは25日(現地時間)、2011年に発売された同社製Android(アンドロイド)スマートフォン「Xperia」シリーズの機種に対して、10月以降に一部の国と地域で複数の新機能を含む最新ソフトウェアを提供すると発表した。新たにリリースされる最新のソフトウェアはAndroid 2.3.4ベースになるため、単純にOSのバージョンも上がる。

さらに、カメラ周りを含めていくつかの新機能が加わるので、最新ソフトウェアの提供対象機種のユーザーにとっては楽しみなリリースになりそうだ。なお、最新ソフトウェアは同日発表された最新機種「Xperia neo V」にも搭載される。

最新ソフトウェアの主な新機能は次の通り。
  • 前面サブカメラ搭載スマートフォンにおいてGoogle Talkでビデオチャットが可能へ
  • 「Facebook inside Xperia」において各種共有機能の拡張
  • 「3D sweep panorama」機能の搭載(詳細は後述)
  • USB機器のサポート(詳細は後述)
  • 指をスワイプして文字入力する機能「T9トレース」の導入
  • スクリーンショットの撮影機能
この中の「3D sweep panorama」とUSB機器関連の話を補足説明したい。

3D sweep panoramaは、3D写真を撮影できる機能。シャープ製スマートフォン「LYNX 3D」のように、撮影時に端末を横に動かすことでパノラマ写真を撮影し、それを立体視できる。ただし、Xperiaシリーズには裸眼立体視に対応したディスプレイを搭載したモデルはないので、立体視はHDMI出力を介して3Dテレビに繋げなければできない。それでも2Dパノラマ写真をXperiaシリーズの端末上で楽しむことはできる。

次にUSB機器についてだが、「LiveDock multimedia station」にUSB接続機器(マウス、キーボード、ゲームコントローラー)を接続することで、Xperiaシリーズでそれらの機器を扱うことができるようになる。

もちろん、XperiaシリーズのmicroUSB端子にLiveDockを接続する必要がある。LiveDockは6月に発表されたソニー・エリクソン製の周辺機器で、2011年第3四半期(7月~9月)に発売予定とされている(現在未発売)。

LiveDock multimedia station

これらの新機能は下に掲載した動画で確認できる。


【情報元、参考リンク】
Sony Ericsson Product Blog/A new phone and some great news about our latest Gingerbread Update

読者&編集部コメント欄

この記事のコメント:0 件