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セブン&アイとNTT東日本が協業。セブン-イレブンなどで公衆無線LANサービスを提供へ

セブン&アイ・ホールディングスと東日本電信電話(以下、NTT東日本)は6日、店舗や光ブロードバンドサービス等、両社の持つリソースを活用した包括的な協業を行うことを発表した。両社はセブン&アイグループ傘下の店舗を利用する方に「ネットとリアル」を融合させた各種サービスを提供し、買い物を便利にすることのみならず、様々な形で役に立てる「生活インフラ」の構築を目指す。

利用イメージ (C) Seven & i Holdings Co.,Ltd.

具体的な取り組みとして、NTT東日本の光ブロードバンドサービス「フレッツ光」を利用したWi-Fi環境(無線LAN環境)の構築が行われる。これはセブン-イレブンを中心としたセブン&アイグループの各店舗が対象。これにより、各店舗は生活用品の入手場所、買い物拠点としての機能に加え、Wi-Fi環境を活かした「情報・コンテンツの入手拠点」としての役割も果たせるようになる。

セブン&アイグループの店舗で利用できる公衆無線LANサービスは、NTT東日本の「フレッツ・スポット」を契約している方であれば利用することができる。また、震災発生時などの非常時には「フレッツ・スポット」を契約していない方にも無料で開放される。例えば今後再び大震災が生じた場合、セブン&アイグループの店舗でスマートフォンなどの端末でWi-Fiを利用することができる。

また、新たに「7SPOT」というサービスを開始する。これは、スマートフォンなどのWi-Fi対応端末で店舗ごとのオススメ情報や店内案内などを閲覧したり、クーポンやデジタルコンテンツの入手ができるサービス。

サービスの展開は、今年の10月を目処に東京エリアからスタートする。まずは来年2月末までに東京23区内の全セブン-イレブン約1200店舗、全イトーヨーカドー、そごう・西武、デニーズなど約100店舗に展開。その後、2013年2月までに全国14,000店舗への展開を目指す。

【情報元、参考リンク】
セブン&アイホールディングス/プレスリリース(PDF)

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