トヨタ自動車傘下のトヨタマーケティングジャパンは6日、東京電力管内において電力供給余力が少なくなった場合に警報で教えてくれるスマートフォン向けのアプリを開発したと発表した。アプリ名は「停電警報」で、価格は無料。iPhone版が7日に、Android版が7月下旬以降にリリースされる予定。
7月1日から9月22日までの間、東京電力・東北電力管内では電力使用制限が行われているが、暑さが増した場合、電力供給不足に陥る可能性が懸念されている。政府は供給余力が3%を切りかねないと判断された場合、「電力需給逼迫警報」を発令し、さらに供給余力が無くなり、電力不足に陥る懸念が高まった場合には計画停電が実施される。
東京電力は「でんき予報」を提供し、電力使用状況を逐一公開している。
トヨタマーケティングジャパンが開発した停電警報アプリは、東京電力が公開する5分毎のデータを元にしたもので、設定した電力使用率に達すると教えてくれる。基本的には停電回避のため、節電を促す目的で開発されたアプリ。実際、節電に努める際の目安とするサポート役として利用できるほか、供給余力が無くなった場合には警報を活かして停電が起きる前にパソコンをシャットダウンしておく、などの作業をすることもできるだろう。
【情報元、参考リンク】
トヨタマーケティングジャパン
日本経済新聞
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