左図:HTC EVO 4G、右図:HTC Droid Incredible.(※縮尺は正確ではありません)
IDEAは、Fast Magazine誌及びアメリカ・インダストリアル・デザイナー協会(IDSA)が主催する「インダストリアルデザイン界のアカデミー賞」として知られる賞のこと。
さらに、同社は3月、5月にも賞を受賞している。「HTC EVO 4G」がレッドドット賞の最優秀賞にあたる「ベスト・オブ・ベスト」を受賞し、「HTC Legend」と「HTC Aria」は同等製品の中で突出したデザイン品質を持つ機器に贈られる「レッドドット賞」に選ばれている。
レッドドット賞は、ドイツとシンガポールのレッドドット・ミュージアムにより主催されるもので、デザインに関して、特別な異文化間の側面に対するユニークな見識を持つ世界中から選ばれた審査員によって選考されるもの。
そして、「HTC Legend」は他にも受賞対象になっている。創設4年目を迎えるIDAアワードプログラムから、先進的なデザイン性が評価され、2010年度のIDA賞の金賞を受賞した。IDAアワードプログラムは、スマートかつ、環境に配慮したデザインを評価するプログラム。
HTCのデザイン部門副社長Scott Croyle氏は、声明の中で次のように述べている。
「国際的な認知を得るために、数え切れないほどのHTCの従業員の努力により、2011年度IDEA金賞、レッドドット・デザイン賞、ならびに2010年のIDAデザイン賞を受賞できたと思います。今回受賞したデザインは、世界中の複数の分野や地域にまたがり採用されています。それぞれのチームは、お客様の意見に耳を傾け、さまざまなお客様のライフスタイルを観察し、それぞれの異なるニーズを認識し、お客様の心の底の要望を実現するような製品をデザインするために連携しました」
実際、HTC製スマートフォンのデザインは独自性を持ちつつ、使いやすいものに仕上がっている。当然ながら好みの問題はあるものの、HTC端末ならではのデザインを高く評価し、愛用しているユーザーも多い。特にHTC Legendは複数の賞を受賞したことからわかるように、万人向けのデザインでありつつ、特徴を持った端末と言えるだろう。
【情報元、参考リンク】
HTC/プレスリリース