NTTドコモ傘下のジャパン・モバイルキャスティングは14日、モバイル端末向けの次世代放送サービスの正式名称を「モバキャス」に決定したと発表した。
モバキャスは来春開業予定のテレビ放送用の電波塔、東京スカイツリーから番組を配信するサービスで、今月終了する地上アナログ放送の空き電波(207.5MHz~222MHz帯)を利用する。
具体的な特徴としては、リアルタイム放送に加え、端末に蓄積した放送の視聴ができる基本的機能、ワンセグの約10倍相当の高画質放送、テレビ放送などの動画配信のほか、ゲームなどのコンテンツの提供、ソーシャルネットワーキングサービス「SNS」を始めとするインターネット・サービスとの連携機能などがある。
来春のサービスインに合わせてモバキャスに対応したスマートフォンも投入される予定。モバキャスの対応端末はサービス開始から5年で5,000万台普及させることを見込んでいる。
ジャパン・モバイルキャスティングはモバキャスのインフラ、すなわち設備系の整備を行う事業者となり、ソフト面の提供事業者は年内に募集・決定される予定。
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ジャパン・モバイルキャスティング/プレスリリース
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