同社がマカフィーのアプリをベースとしたセキュリティサービスを無料で提供することは先日、日本経済新聞が報じたことで既知の話ではあったが、今回その詳細が明らかにされた。
「ドコモ あんしんスキャン」で提供される主な機能はウイルスのスキャン。スキャンはアプリのインストール時、microSDカードの認識時、SMS/MMSの送受信時などにリアルタイムに実施されるほか、ユーザーが自分の意思で手動スキャンすることや、予め指定した時刻に行うスケジュールスキャンが利用できる。スキャン対象となるデータはSMS/MMS、音楽/動画/静止画ファイルをはじめとする様々なファイル、圧縮ファイル、インストール済みアプリ。
また、ウイルス定義ファイルは手動で更新することも、スケジュール更新することもできる。
サービスを利用できる端末は、Android 2.1以降のOSが搭載されたドコモのスマートフォン。
通信事業者がセキュリティアプリを無料で提供するのは非常に注目される取り組みで、Androidスマートフォンを対象とするセキュリティアプリ市場の様相を一変させる可能性がある。実際、「ドコモ あんしんスキャン」の動作パフォーマンス、軽快さが十分以上あれば、国内ではスタンダードになるかもしれない。
利用イメージ(NTTドコモ/プレスリリースより) |
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NTTドコモ/プレスリリース