Boy Genius Report(以下、BGR)は6月15日、米Googleが「Nexus」シリーズの次期モデルの開発に取り組んでいると報じた。この時点での仕様は、OSがAndroid 4.0(開発コード「Ice Cream Sandwich」)、プロセッサは1.2GHzもしくは1.5GHz駆動のデュアルコア・プロセッサ、ディスプレイは1280×720解像度の超高精細パネル、内蔵メモリは1GB RAM、メインカメラは5メガピクセル、サブカメラは1メガピクセルとみられていた。さらに次世代通信規格「LTE」をサポートする。
当然ながらこれらの情報はBGRが入手したとする内部情報を元にしたものに過ぎず、信憑性は不確か。しかし、BGRは27日、さらなる情報を得たと報じた。
新たな情報によれば端末の開発コードネームは「Nexus Prime」。前回報道では「Nexus 4G」とされていたので名称に変化があったようにみえる。が、最終的な製品名は現時点ではわからない。
そして気になるハードウェア仕様だが、概ね前回情報と同じ。ただし、プロセッサが米Texas Instruments(TI)のOMAP 4460(デュアルコア1.5GHz駆動)になることと、ディスプレイが「Super AMOLED HD」になることが新たに明らかになった。BGRは「Super AMOLED HD」の採用から、Nexus Primeの製造メーカーは韓国のサムスン電子だと指摘している。
いずれにしても、リリースは今冬もしくは来春と予想されているため、今後の仕様変更も十分ありえる。とはいえ、1280×720解像度のスマートフォンが登場するとなると、大きな話題になることは間違いないだろう。
【情報元、参考リンク】
Boy Genius Report/Google’s first Ice Cream Sandwich phone to be manufactured by Samsung, possibly dubbed ‘Nexus Prime’
GAPSIS/Nexusシリーズ次期モデルは「Nexus 4G」か? Android 4.0(Ice Cream Sandwich)、超高解像度ディスプレイ搭載、LTE対応?
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