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Huawei、7インチのAndroid 3.2搭載タブレット「MediaPad」を発表。1.2GHzデュアルコアCPU搭載、重さ390g、4100mAhバッテリー採用

中国Huawei(ファーウェイ)は現地時間20日、シンガポールで翌日から開催される通信・エンタープライズIT見本市「CommunicAsia 2011」を前にプレスカンファレンスを開催し、Android(アンドロイド)タブレット「MediaPad(メディアパッド)」を発表した。MediaPadは7インチのディスプレイ(IPS液晶)を持つタブレットで、OSにはタブレット向けAndroidの次期バージョン「Android 3.2」(開発コード「Honeycomb」)を搭載する。また、プロセッサにはQualcomm製Snapdragon 1.2GHz(デュアルコア)を採用する。

Huawei MediaPad

7インチクラスのタブレットとしては最高クラスのスペックを持つ端末といってよい構成だ。

発表会で披露されたデモ機に搭載されているOSはAndroid 3.1だが、リリース時には3.2が載る。Android 3.x系(Honeycomb)はAndroid 2.x系と異なり、ディスプレイサイズの大きな端末向けに最適化されたOSだが、3.2ではタブレットとしてはやや小型の部類に入る7インチクラスへの調整も図られているという。Android 3.2の名が公に出たのはこのプレスカンファレンスが初だが、MediaPadのリリース前には米Googleから詳細が明らかにされる見込み。

内蔵ストレージ容量は8GBで、外部メモリにはmicroSD/microSDHCカードスロットを用意する。カメラは背面に5メガピクセル、前面に1.3メガピクセルのものを装備し、背面のメインカメラでは1080pのフルHD動画の撮影も可能。さらに、MediaPadの映像はHDMI出力を利用して大画面液晶テレビなどに出力することもできる。

ネットワークは3G、Wi-Fiをサポート。3Gは下り最大14.4MbpsのHSPA+にも対応する。Wi-FiはIEEE802.11b/g/n。Bluetoothももちろん搭載。

内蔵バッテリーの容量は4,100mAhで、端末の厚さは約10.5mm、重さは約390g。

発売時期は2011年第3四半期(7月~9月)の予定だが、今のところ日本での展開は不明。

Huawei MediaPad (Facebookページより)

下に掲載した動画は公式デモ。


【情報元、参考リンク】
Huawei Facebookページ
Huawei/MediaPad製品紹介ページ
CommunicAsis 2011

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