ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズは6日、日本市場向けのXperiaシリーズ最新モデルとして、「Xperia acro」を発表した。Xperia acroはOSにAndroid 2.3を採用するスマートフォンで、同社製「Xperia」シリーズモデルならではの映像・カメラ技術を備えつつ、日本のフィーチャーフォンでおなじみの赤外線通信、おサイフケータイ、ワンセグといった機能を持つ。
日本市場向けモデルとして今夏リリースされる予定。ただし、ソニー・エリクソンは今回の発表では、販売を担当する通信事業者の名前は明らかにしていない。
同社のCEOを務めるバート・ノルドベリ氏は次のように述べている。
「日本はソニー・エリクソンにとって最も重要なマーケットであり、今回最新のテクノロジーと、日本のお客様におなじみの機能を搭載したフラッグシップモデル『Xperia acro』を発表できることをうれしく思います。より多くのお客様にXperiaの世界をご体験いただけるのを楽しみにしています」
赤外線通信、おサイフケータイ、ワンセグといった機能を除くと、基本的仕様は同社製スマートフォン「Xperia arc」と同等クラス。ディスプレイサイズは4.2インチで、解像度は480×854。液晶パネルには高輝度・高精細な表現を可能とする「Reality Display」を採用。プロセッサはQualcomm Snapdragon 1GHz(シングルコア)。背面には8.1メガピクセルのメインカメラを搭載。これにはソニーの裏面照射型CMOSセンサー「Exmor R for mobile」が採用され、暗い場所でも高精細な写真、動画を撮影することができる。顔検出やシーン認識機能も搭載。また、HDMI端子を装備し、映像をテレビなどに出力することも可能。さらに、「モバイルブラビアエンジン」の効果で動画をより美しい表現で楽しむことができる。
この辺りの映像面での特徴もまさにXperia arcと同様。
カラーラインナップはホワイトとブラックの2色。
【情報元、参考リンク】
ソニー・エリクソン/プレスリリース
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