しかし、実際に最適化されているのはせいぜいがホーム画面、ウェブブラウザやYouTube、Google マップなどの標準アプリのみで、サードパーティ製の一般アプリの数や種類はまだ少ない。
そのため、Optimus Pad L-06CやMOTOROLA XOOMのユーザーは広いスクリーンをもてあましている方も多いと思う。そのような中、米Amazonが開発・提供している電子書籍サービス「Kindle」の公式アプリが、4月21日(現地時間)からHoneycombに対応した。ただ単に対応しただけでなく、広いスクリーンを効率良く使えるようにしっかりとした調整がなされている。
ここではOptimus Pad L-06Cを使って、Honeycomb向けKindleアプリの基本機能をチェックしてみたい。関心のある方は早速、下に掲載した動画で確認してみて欲しい。
動画をご覧頂けばわかると思うが、基本的な調整はほぼ完成している。十分以上に実用的レベルにあり、とても使いやすい。筆者の場合はタブレットは比較的横持ちすることが多いが、電子書籍を読むときには書籍の縦横比を考慮しても、端末を縦持ちする方がいいかもしれない。とはいえ、縦横、どちらの表示にも自動的に切り替えられるので好みのスタイルで読書を進めることができる。
文字サイズは6段階に設定でき、文字色、背景色も3タイプの切り替えが可能。画面の明るさも、端末自体の明るさ設定とは別に設定することができる。
ページ送りも実用上問題ないレベルで、ページ番号を指定しての移動も可能。
さらにKindleアプリの特徴の一つとして、辞書機能がある。意味を調べたい単語を長押しすると、画面下に意味が表示される。ただし、辞書は英英。また、初回は辞書データのダウンロードが必要。その他、ハイライトした単語は、右上に表示されるクイックメニューから簡単に「Wikipedia」や「Google」で検索することもできる。
Amazonが運営する電子書籍ストア「Kindle Store」もアプリ内から利用可能で、サンプルページなどもワンタッチでダウンロードできる。
Honeycombタブレット・ユーザーの方はKindleアプリをぜひ一度試してみて欲しい。
アプリはAndroid Marketのこちらのページからダウンロード/インストールが可能。
次回はHoneycombでのTwitter利用に関する記事を紹介する予定。
【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/Optimus Pad L-06C製品紹介ページ
GAPSIS/国内初Android 3.0タブレット「Optimus Pad L-06C」実機レポート~開封編~本体・付属品など
GAPSIS/Android 3.0タブレット「Optimus Pad L-06C」実機レポート~基本動作確認編~ホーム、ブラウザ、マップなど
GAPSIS/Optimus Pad L-06C向けキャンペーンでもらえるBluetoothヘッドセット「HBS-700」の実機レポート
GAPSIS/Optimus Pad L-06Cの3D動画撮影機能レポート。アナグリフ方式の3Dメガネも紹介