日本経済新聞は7日、NTTドコモが今秋・今冬に次世代通信規格LTEのサービス「Xi(クロッシィ)」に対応した端末を投入すると報じた。同社がXi対応端末を投入することは、先日開催された2010年度決算説明会で明らかにされているが、同紙の報道から端末を製造するメーカー名がわかった。
まず、富士通製のXi対応タブレットが今秋リリースされるという。さらに、冬には韓国サムスン電子製のXi対応スマートフォンが投入される見込み。
現時点ではXiに対応した端末はUSB接続型、ExpressCard型のデータ通信機器しかなく、用途が限られている。しかし、NTTドコモは今夏、Xi対応モバイルWi-Fiルーターを投入する予定で、ユーザー数の拡大が期待される。さらに、タブレット、スマートフォンがリリースされることでXi普及への後押しになるだろう。
Xiの対応エリア拡大計画は、直近では7月に全国主要6都市(札幌、仙台、金沢、高松、広島、福岡)が加わる予定。2011年度末までには県庁所在地級都市へと拡大され、人口カバー率も約20%に達する。その後も順次エリア拡大が進められ、2012年度末には約40%、2014年度末には約70%のカバー率になる予定。
【情報元、参考リンク】
日本経済新聞
GAPSIS/NTTドコモ、Xi(LTE)対応機を続々投入へ。今夏モバイルWi-Fiルーター、秋冬に対応スマートフォン、タブレットを発売予定
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