サムスン電子製Chromebook |
2日目のキーノートでは、「Chrome OS」及びそれを搭載するノートブック「Chromebook」の話題が中心となった。Chrome OSを搭載するノートブックは韓国のサムスン電子、台湾のAcerから販売され、それぞれ8秒程度で起動でき、一瞬でレジュームできる点や長時間駆動できる点なども特徴となっている。しかし、もちろん最大の注目は中身のChrome OSそのもので、非常に興味深いものに仕上がっている。
Chrome OSでは基本的にユーザーのデータはクラウド上に保存されるので、ハードウェアの故障や紛失によるデータ紛失の危険がない点も魅力とされ、複数人で一つのハードウェアを利用することも、一般のPCと比べて手軽にできる。
また、開発者にとってはアプリストア「Chrome Web Store」におけるアプリ内課金の手数料が僅か5%である点も惹かれる要素だろう。有力なアプリを揃える後押しになるはずだ。
発売日は6月15日で、参加者には無料配布されることも発表された。Googleは前日の「GALAXY Tab 10.1」に続き、Chromebookもプレゼントし、開発者にAndroid 3.0/3.1(開発コード「Honeycomb」)向け及びChrome OS向けアプリケーションの開発を期待している。
下に掲載した動画はChromebookのコンセプトを簡潔にまとめたもので、よくできているのでチェックして欲しい。
そして、Google I/O 2011の2日目キーノートの動画を下に掲載している。初日のキーノートは6万人がライブストリーミングを視聴したが、2日目も同様に大きな反響を呼んでいる。
【情報元、参考リンク】
Google Blog/Keynote and session videos from Google I/O now live
GAPSIS/Google、Google I/O 2011の初日キーノート(5月10日)の動画を配信開始
Chromebook紹介サイト