韓国サムスン電子がAndroid(アンドロイド)搭載タブレット「GALAXY Tab 10.1」の仕様を一部変更したことが明らかになった。朝鮮日報が12日に報じた。同紙によれば、GALAXY Tab 10.1は3月22日に米フロリダ州オーランドで開催された無線技術見本市「CTIA WIRELESS 2011」において披露されたモデルから、30gの軽量化、バッテリー容量の200mAh増量が施され、今月中にも販売開始となるようだ。
GALAXY Tab 10.1はAndroid 3.0(開発コード「Honeycomb」)を搭載し、10.1インチサイズのディスプレイを持つ薄型軽量タブレットとして注目を集める製品で、CTIAで展示されたデモ機の仕様では、重さは約595g、厚さは8.6mm、バッテリー容量は6,800mAhとされていた。しかし、最終製品版では重さが約565gへ、バッテリー容量が7,000mAhになる。
さらに、当初は6月に予定されていた発売日も、5月中に前倒しになる見込み。
その他の仕様には大きな変更は見られず、ディスプレイの解像度は1280×800、OSはAndroid 3.0、UIはサムスン独自の「TouchWiz UX」。Wi-FiはIEEE802.11 a/b/g/n、Bluetoothは2.1+EDRなどとなっている。端末のサイズは256.6×172.6×8.6mm。
カメラは背面に3メガピクセルのメインカメラを、前面に2メガピクセルのものを装備する。
なお、OSに関しては米Googleが米国時間10日に発表した最新バージョン「Android 3.1」が今後数週間を目処にGALAXY Tab 10.1に対しても提供される予定。Googleは10日、サンフランシスコで開催した開発者向けイベント「Google I/O 2011」において、GALAXY Tab 10.1の特別版を参加者にプレゼントしている。
【情報元、参考リンク】
朝鮮日報/サムスン電子、「ギャラクシータブ10.1」を軽量化
GALAXY Tab 8.9/10.1製品紹介ページ
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