対象機種は当面は「IS03」と「IS05」の2機種だが、今後、他の機種も順次サポートされる予定。
アプリの入手先は「au one Market」で、「ツール」→「その他のツール」→「無料アプリ」→「かんたんメニュー」と進むか、「かんたんメニュー」で検索すれば入手できる。
早速動画を掲載したい。KDDIが開催した夏モデル新製品発表会の場で、説明員の方に簡単にデモして頂いたものなので非常に短いが、イメージは掴めると思う。
標準ホームアプリでは、様々なアプリのショートカットアイコンを複数並べることができる。一方、「かんたんメニュー」では、基本的なアプリに限定し、アイコンをより大きく表示する。「電話」「メール」「インターネット」「カメラ」「便利」「設定」など。これらは複数の層に及ぶものもあるが、「電話」「メール」などは1階層。例えば、「電話」をタップすると、すぐに電話アプリが起動し、電話を掛けられる。「メール」も同様にそのままメールアプリが立ち上がる。一方、「便利」は2階層以上になっており、タップすると「カレンダー」「アラーム」「赤外線」などのメニューが新たに表示される。ここで、「カレンダー」をタップするとカレンダーアプリが起動する、というような形だ。
上の層からカテゴリ別に順に下りていく様は、スマートフォンに慣れていない方には分かりすいものと考えられる。
ただし、最終的に起動されるアプリ自体は素のままなので、標準のホームアプリ経由で起動するのと変わりはない。少し中途半端にも感じるが、今回の「かんたんメニュー」は初心者をサポートするために、既存の機種のユーザー向けに後付けで提供される機能に過ぎないので、この辺が限界だろう。
将来的には「簡単ケータイ」とのコラボレーション・スマートフォンなどが出てくる可能性もあるかもしれない。この件については担当者の方も、可能性はあるでしょう、との答えにとどまったが、実際に検討・開発されていても不思議ではない。初心者用に設計された、簡単電話アプリ、簡単メールアプリ、簡単カメラアプリ、簡単カレンダーアプリなど、そういったものも含めたAndroid搭載ケータイが出てくる可能性は十分にありそうだ。
また、「かんたんメニュー」のトップページには、下部に3つのワンタッチキーが表示できる。これは「簡単ケータイ」シリーズでお馴染みの機能で、それぞれのキーに電話番号を割り当て、ワンタッチで発信することができる。機能割り当ては電話に限らず、メールなどでもいい。
「かんたんメニュー」はAndroidを使いこなせている方には必要のないアプリだが、諦めかけている方やどうしても慣れない方には試してほしいアプリだろう。
利用イメージ |
下に実際の実機での写真を掲載。
【情報元、参考リンク】
GAPSIS/KDDI、Android向け「かんたんメニュー」を6月1日に提供開始。初心者などに向けた簡単ホームアプリで、端末を簡単ケータイライクにする
KDDI/プレスリリース