ウェブ開発系のデベロッパーのみならず、Android(アンドロイド)関連技術に従事する技術者やメディア、一般ユーザーにとっても世界的に注目されるようになってきた米Google主催の開発者向けイベント「Google I/O」が5月10日、11日に米カリフォルニア州サンフランシスコで開催される。昨年のGoogle I/O 2010では、現地時間午前中に開催されたキーノートで、Android 2.2(開発コード「Froyo」)が発表された。
Androidは2.1から2.2へのバージョンアップで様々な機能改善・追加がなされた為、非常に大きな関心を集めた。セッション中には米Adobe SystemsのFlash Player 10.1の動作デモ、JavaScriptのデモなどが行われ、実際にどのようなパフォーマンスアップがあるのか一目でわかる説明で、盛り上がった。
今年もイベントは2日間に渡って開催され、数多くのセッションが予定されている。
Google I/O 2011では、Googleはキーノート以外のセッションもインターネットを介したライブ中継を実施する。昨年はキーノートのみYouTubeでライブ配信され、その他のセッションは後日公開される形が採られた。今年はライブ配信対象を拡大する。そのため、現地に行くことができない方でも手軽にセッションを視聴することができる。
しかし、非常に多くのセッションがあるので、スケジュールの確認も大変だ。そこでGoogleはAndroid向けにGoogle I/O 2011の公式アプリをリリースした。このアプリではセッションのスケジュール、詳細、講演者の情報などを確認できるほか、デベロッパー・サンドボックスに出展する企業の情報、会場マップなどをチェックできる。
アプリはAndroid Marketのこちらのページから入手できる。動作要件はAndroid 2.1以降。
【情報元、参考リンク】
Google I/O 2011公式ウェブサイト
Android Market/Google I/O 2011
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