同社は16日に開催した新商品発表会において、実際に触って試すことのできる形でデモを用意した。ここではまずデモ動画から紹介したい。
次に上記動画の冒頭にも映した公式のPR動画を掲載。
これらの動画からある程度イメージが掴めたかと思うが、Palette UIはホーム画面アプリとして開発された。ホーム画面にはよく見るウェブサイトをウィジェットとして貼り付けたり、着信履歴を表示できる。また、アプリのリスト(ランチャー)は縦スクロールタイプのものを用意している。このリストはアプリの種類別にグループ分けされ、グループ名をタップすることで展開したり、閉じたりできる。グループには「最近使ったアプリ」や「エンターテイメント」など、分かりやすい形で名前がつけられている。
このPalette UIは夏モデルでこそ4機種にしか搭載されないが、今冬以降のラインナップでは基本的に全てのAndroidスマートフォンに標準搭載される見込み。ただし、ユーザーに使用を強制させる形ではなく、選択・切り替え可能な形での提供となる。Androidの場合はホームアプリを変更できる点も魅力であり、単に選択肢が増えると考えればよさそうだ。
基本的にはフィーチャーフォンからの移行ユーザー向けの簡単メニューというイメージだが、使い勝手は悪くなく、動作もスムース。好みの問題だが、Palette UIを愛用する方も多くでてくるものと考えられる。