ソニー・エリクソン、震災の影響でXperia Neoの販売を一部地域で延期へ。arc、Playも安定供給に不安

ソニー・エリクソン・イタリアがFacebook上の公式ページにおいて、Androidスマートフォン新モデル「Xperia Neo」の発売を7月に延期することを明らかにした。Xperia Neoは発表当初、3月発売予定とされていたが、実際には欧州で4月中旬に販売開始となる見込みだった。しかし、約3ヶ月間遅れることになる。イタリアだけでなく、英国も含めた多くの国が対象とみられている。

遅延の理由は3月11日に日本で発生した東北地方太平洋沖地震による震災の影響で、安定した製品供給ができないからということだ。

さらに、Xperia Neoのみならず、すでに発売済みのスマートフォン「Xperia Play」「Xperia arc」などの2011年新モデルの生産についても同様の問題が生じ、潤沢な供給ができない懸念があるということだ。

震災の影響を受けたパーツ・サプライヤーからの部品確保はどのメーカーも頭を悩ませる問題で、ソニー・エリクソンも今後の生産及び製品供給に不安を抱える状況にあるようだ。

【情報元、参考リンク】
Engadget/Sony Ericsson Xperia Neo delayed to Q3, Arc and Play facing limited supply due to Japanese quake