NTTドコモ、2011年3月期決算説明会資料より
また、昨年度来同社が力を入れているスマートフォンの販売についてだが、昨年度の販売台数は252万台であることがわかった。同社のスマートフォン販売は昨年末までに100万台を達成、1月には約180万台へとさらに伸び、3月末までに252万台にまで達した。注目すべきは1月~3月の販売台数だ。僅か3ヶ月間で約152万台を販売している。
NTTドコモは2011年度も引き続きスマートフォンへ注力し、今年度は600万台の目標を立てている。
なお、国内スマートフォン市場としてはKDDIが昨年度109万台を販売した。KDDIの場合は、秋に投入されたシャープ製Android(アンドロイド)スマートフォン「IS03」が初のヒット機種となり、「REGZA Phone IS04」「IS05」といったISシリーズが好評を博した。同社は2010年10月~12月に39万台、2011年1月~3月に61万台のスマートフォンを販売した。KDDIの今年度目標は400万台だ。ソフトバンクの2011年3月期決算説明会は5月9日の予定。ソフトバンクモバイルの場合は、Androidスマートフォンよりも米Appleの「iPhone 4」が圧倒的に多く売れているはずだが、具体的な台数が気になるところだ。
【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/2011年3月期決算説明会資料(PDF)