利用イメージ(NTTドコモ報道発表資料より) |
対応機種は「Xperia SO-01B」、「Xperia arc SO-01C」、「MEDIAS N-04C」(予定)で、別途spモード契約が必須。有料サービスを利用するには月額利用料315円の「ドコモ ドライブネット」の契約が必要。「ドコモ ドライブネット」は「My docomo」(インターネット受付)か「ドコモ インフォメーションセンター」(電話受付)、もしくはドコモショップで申し込むことが可能。
「ドコモ ドライブネット アプリ」で使える主な機能は次の通り。無料の場合と有料の「ドコモ ドライブネット」に契約した場合を別々に紹介する。
無料で利用できる主な機能
- 道路の種類や大きさ、交差点の名前など、ドライブに必要な情報を見やすく表示する地図を表示(全国1,340都市の市街地図を含む)。
- ドコモのネットワークを通じて、最新の地図データを表示。
- 行きたい場所を、住所や電話番号、フリーワードから検索できる検索機能。
- 自車位置を地図上に表示する自車位置表示機能。
- 駐車場満空情報やガソリンスタンド価格情報、グルメ情報、テレビ紹介スポット情報など、ドライブをサポートするリアルタイムな情報を入手できる最新エリア情報検索機能。
- 道の広さや走行距離、有料道路の使用など指定に合ったルートを探索し、案内するカーナビゲーション機能。
- 迷いやすい交差点や走行レーン、高速道路の分岐や出入り口を分かりやすく表示するイラスト表示案内。
- 車が案内ルートを外れた場合に、ドライブ状況を判断してルートを引き直すインテリジェントリルート機能。
また、パイオニアは「ドコモ ドライブネット」のスマートフォンへの対応にあわせて、スマートフォンを車に設置するための専用クレードルを販売する。発売日は4月21日で希望小売価格は15,750円。商品名は「スマートフォンリンク ナビクレイドル」(SPX-SC01)。サイズは86×125×61mmで、重さは約170g。電源はシガーライターソケットから得る。
販売チャネルはカー用品販売店、もしくは「ドコモ ドライブネット アプリ」からアクセスできるオンラインサイトなどで、対応機種は「Xperia SO-01B」「Xperia arc SO-01C」「MEDIAS N-04C」(予定)となっている。
このクレードルの値が張る理由は、ただ単にスマートフォンを固定するためだけの商品ではないからだ。クレードル自体に車載用GPS、加速度センサー、ジャイロセンサー、Bluetoothが搭載されており、スマートフォンと接続することで、クレードル側の機能と連携・利用することが可能だ。スマートフォンとの接続はBluetooth経由で行い、電源はシガーライターソケットから供給される。もちろんスマートフォンへも給電されるので、端末のバッテリー消費を気にする必要はない。
クレードルを併用することで使えるようになる主な機能は次の通り。
- 各種センサーの搭載により、GPS電波の届きにくいトンネルの中や高層ビル街、高架下の道路などで正しく自車位置を表示。
- ルート案内時に、交差点など案内地点の約30m手前(一般道の場合)で音声案内。3
- 約33万kmの道路をカバーするスマートループ渋滞情報を使った渋滞考慮ルート探索。34
- ドライブ中にエコ運転の度合いを色で表示するエコドライブアシスト機能。
- ナビクレイドル内蔵スピーカーを使った音声ルート案内3 やスマートフォンにダウンロードした楽曲の再生。
- ナビクレイドル内蔵マイクとスピーカーを使ったハンズフリー通話。
- スマートフォンのバッテリー充電。
なお、クレードル自体は吸盤で設置するタイプ。
ここまでの機能を得られるのであれば、無料のGoogle マップナビとの差別化も十分かもしれない。少なくともまずは無料で「ドコモ ドライブネット アプリ」を試してみてもいいだろう。
また、NTTドコモは4月21日から6月30日の間に「ドコモ ドライブネット」(有料)を契約した場合、契約月を含む3ヶ月間の月額利用料を無料にするキャンペーンも実施する。
【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/プレスリリース