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NECモバイリング、スマートフォン販売専門店を6月に出店へ

NTTドコモ、au、ソフトバンクモバイルの一次代理店として、日本全国で携帯電話ショップを展開するNECモバイリングが6月に東京都内にスマートフォンを扱う専門店を出店する計画を持っていることが明らかになった。日本経済新聞が27日に報じた。同紙によれば、同社は通信キャリア各社のスマートフォンを、キャリアの枠を超えて比較した上で購入したいという消費者ニーズが高まっていると考え、専門店を開設することに決めたようだ。

当面の計画としては6月に都内に最初の店舗がオープンし、9月末までに都内などで3店にまで拡大される見込み。

昨年以降、モバイルWi-Fiルーターの人気の高まり、タブレット型端末の登場などの動きもあり、携帯電話回線を利用したデータ通信をモバイルWi-Fiルーターに集約し、スマートフォンやタブレットはそれを介してインターネットに接続するというユーザーも徐々に増えてきている。フィーチャーフォンとスマートフォンの2台持ちユーザーもいるだろう。

また、そういったユーザーは全体ではごく一部としても、AndroidスマートフォンではGmailを使うユーザーが多いこともあり、「@docomo.ne.jp」「@ezweb.ne.jp」などのキャリアメールから普段使うメールをGmailに移す方もいる。この場合も、キャリアに縛られることがなくなる。

このような背景もあり、選択肢がほぼフィーチャーフォンだけだった時代と比べると自分が利用してきたキャリア外の端末への関心は確実に高まりつつあるだろう。そして米Appleの「iPhone」もソフトバンクモバイル以外のキャリアのユーザーから依然として注目されている。

携帯電話ショップや家電量販店でも各キャリアのスマートフォンをまとめてチェックすることはできるが、NECモバイリングがどのような専門店を出店するのか興味深い。

【情報元、参考リンク】
日本経済新聞
NECモバイリング

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