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KDDI、夏モデル新製品発表会を予定通り5月開催へ。また、今年度のスマートフォン販売台数は400万台を目標

KDDI、2011年3月期決算説明会資料より
KDDIは25日、2011年3月期(2010年4月~2011年3月)の決算説明会を開催し、昨年度決算の概要及び2012年3月期の業績見通し、今後の課題と取り組み、KDDIグループの中期的事業方向性について説明を行った。その中で、近いうちに開催予定とみられた夏商戦向けのau携帯電話新製品発表会に関すること及びスマートフォン市場についての言及もあった。

まず、夏商戦向け新製品の発表会だが、予定通り5月に開催される見込み。夏商戦向け新製品発表会はNTTドコモが1ヶ月間の延期を、ソフトバンクモバイルが自粛の方針を示しており、KDDIの動向にも注目が集まっていたが、同社は当初の予定通り開催する意向。少なくともNTTドコモとKDDIの2社は5月に発表会を開催する方向。ソフトバンクモバイルは発表形態などの詳細は後日アナウンスする予定で、現時点ではどのような形となるのか不透明だ。


次にスマートフォン市場に関することだが、昨年度のスマートフォン販売台数は109万台であることがわかった。これは端末販売台数全体で見た場合の約9%に相当する数字。この台数は昨秋以降に短期間で一気に記録されたもので、2010年10月~12月に39万台、2011年1月~3月に61万台の内訳となっている。シャープ製「IS03」の市場投入を契機にauのスマートフォン・ユーザーも増加したことがわかる。そして、今年度は販売台数目標を400万台にまで引き上げる。実現した場合、フィーチャーフォンを含めた端末全体での比率としては33%にまで増える見込み。

最後に昨年度業績の紹介だが、連結営業利益が4,719億円(前期比+6.3%)、純利益が2,551億円。2012年3月期は連結営業利益4,750億円を計画している。


【情報元、参考リンク】
KDDI/2011年3月期決算説明会プレゼンテーション資料(PDF、5.7MB)

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