米Wall Street Journalは現地時間21日、米Apple製スマートフォン「iPhone」と米Googleが開発する「Android(アンドロイド)」を搭載する端末が、いずれも端末の位置情報を記録し、そのデータを前者はAppleへ、後者はGoogleへ送信していることがわかったと報じた。
Androidについて同紙は、セキュリティ専門家の調査の結果、少なくとも台湾HTC製のスマートフォンでは端末の位置情報を数秒おきに記録し、1時間に数回Googleへ送信していたことが確認できたとしている。データ送信の際には位置情報に加えて、端末の固有ID、周辺のWi-Fiネットワークの信号強度なども合わせて送られていたとのことだ。
しかし、他のメーカー製も含めた全ての端末で同様かどうか、また米国外の国でも同じかはわかっていない。
iPhoneについても端末の位置情報を記録し、暗号化されたデータが12時間ごとにAppleに送信されている。データ送信に関しては、昨年Appleが米下院議員Ed Markey氏に対してこの件を明らかにしていたようだ。ただし、位置情報が送信されるのはGPS機能(「設定」→「位置情報サービス」)が有効になっている場合。
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【情報元、参考リンク】
Wall Street Journal/Apple, Google Collect User Data
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