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Android向けプレイステーション・エミュレータ「PSX4Droid」がAndroid Marketから削除

ゲーム情報を扱うブログメディアJoyStiqは米国時間3月30日、Android向けのプレイステーション・エミュレータ「PSX4Droid」がAndroid Marketから削除されたと報じている。

PSX4Droidは各種コンシューマゲーム機のエミュレータを様々なプラットフォーム向けに開発・リリースしてきた「ZodTTD」作の一つで、Android端末上でプレイステーションのエミュレートを実現する。コンシューマゲーム機のエミュレータのため、いつ削除されても不思議ではなかったアプリだが、Android Marketから姿を消した。

この件を伝えたJoyStiqを始めとする複数のメディアは、ソニー・エリクソン製スマートフォン「Xperia Play」のローンチとタイミングが重なることにも注目している。Xperia PlayはAndroidスマートフォンでありながら、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)が展開するゲームプラットフォーム「PlayStation Suite」をサポートする。PlayStation Suiteではオリジナルタイトルの提供のほか、初代プレイステーションの名作タイトルの移植作がリリースされる予定となっている。すなわち、Xperia Playでは初代プレイステーションの作品も遊べるわけだ。

当然ながらエミュレータの存在はこのビジネスを脅かす危険性がある。そして、PSX4Droidはマーケットから消えた。同じくプレイステーション・エミュレータである「FPse for android」は依然としてAndroid Marketに残っているが、このアプリも近いうちに削除される可能性は十分にあるだろう。

【情報元、参考リンク】
JoyStiq/PlayStation emulator pulled from Android Market, dev suggests Xperia Play to blame

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