Androidニュース&アプリ情報メディア

Android 3.0タブレット「Motorola XOOM Wi-Fi TBi11M」実機レポート~開封編~本体・付属品など

KDDIから8日に発売になった米Motorola Mobility製タブレット「MOTOROLA XOOM Wi-Fi TBi11M」の実機レポートを何回かに分けて紹介していきたいと思う。また、NTTドコモが3月31日に販売開始した韓国LGエレクトロニクス製のタブレット「Optimus Pad L-06C」との違いについても後のレポートで確認していく予定だ。

最初にXOOMの概要からおさらいしたい。XOOMには、米Googleが開発したタブレット向けOS「Android 3.0」(開発コード「Honeycomb」)が搭載されており、この点が最大の特徴。これはOptimus Pad L-06Cも同様で、この2機種はAndroid 2.3以前のOSが搭載されたタブレットとは完全な別物といっていい。

ディスプレイは10.1インチTFT液晶で、解像度は1280×800。端末のサイズは約249×167×12.9mmで、重さは約700g。内蔵バッテリーの容量は3,250mAhで、スマートフォンなどと違って取り外しはできない。プロセッサにはNVIDIA製Tegra 2 デュアルコア 1GHzを採用し、ネットワークはWi-Fiに対応(IEEE802.11b/g/nをサポート)。Bluetoothは2.1+EDR、本体の内蔵ストレージは32GBで、外部メモリとしてmicroSD/microSDHCカードスロット(最大32GB)を搭載する。ただし、microSDカードは後日予定されているソフトウェア更新の適用まで使えない。

その他、micro USB端子やmicroHDMI端子も装備する。

それでは早速開封動画を掲載したい。内容物や梱包状態を確認することができると思う。


パッケージの内容はいたってシンプル。本体、ACアダプタ、取扱説明書及び製品保証書一式のみ。Optimus Pad L-06の内容物もシンプルだったが、こちらはそれ以上といえる。XOOMにはMotorola純正のオプション品としてスタンダードドック、スピーカードック、スタンダードケース、ジェルケース、HDMIケーブル、Bluetoothキーボードが用意される予定だが、これらの販売時期は現時点では未定だ。



本体は表面、裏面ともにフィルム(シール)で保護されており、ペリペリと剥がすと素の状態が姿を現す。この辺りも動画に収めている。

ACアダプタはほぼノートPCライクといっていいだろう。アダプタ部のサイズは約93×35×22mm。XOOM本体側に差し込むプラグの径は2mm程度。なお、XOOMにはmicro USB端子も搭載されているが、残念ながらUSB端子経由での充電はできない。充電するにはACアダプタが必須となるので、旅行や出張などで充電が必要になる場合は、ACアダプタも携行しなければならない。


左図:前面上中央に2メガピクセルカメラを搭載
右図:端末上部にはmicroSD/microSDHCカードスロットと3.5mmヘッドフォン端子を装備

左図:端末下部にはmicro USB、microHDMI、ACアダプタ接続端子を装備。マイク穴もある
右図:端末左側面には音量調整ボタンを2つ装備

左図:端末右側面にはボタンや端子類はない
右図:背面は上側4cm程度が滑りにくいラバー

左図:背面には5メガピクセルのメインカメラ、デュアルLEDフラッシュ、スピーカー、電源ボタンがある
右図:端末上部のmicroSDカードスロットにはダミーカードが入っている

XOOMのボタン類に関しては概ね使いやすい。特に電源ボタンは絶妙だ。背面に電源ボタンを配置し、ボタン自体も少し窪んだ形状となっている。この位置と形状が左手人差し指に上手くフィットし、押しやすい。

音量ボタンは端末の左側面に配置されているが、ボタンのサイズが6×1.5mm程度と小さいため、やや押しにくいかもしれない。

基本動作確認は次回以降のレポートでお伝えしたい。また、レイ・アウト製のシェルジャケットも入手しているので、そちらも紹介する予定だ。

【情報元、参考リンク】
KDDI/MOTOROLA XOOM Wi-Fi TBi11M

読者&編集部コメント欄

この記事のコメント:0 件