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ヨドバシカメラ、主力4店舗でSIMフリー端末に対する通信サービスの販売を開始へ

NTTドコモが4月1日以降に新たに販売される携帯電話端末において、使用通信事業者を制限するSIMロック機能を解除できる措置を採り始めたことで、国内でもSIMロックが掛かっていないフリーの端末もしくはロックが解除された端末(以下、SIMフリー端末と記す)に対する関心が高まりりつつある。家電量販店大手のヨドバシカメラは、SIMフリー端末に対する通信サービスの販売を開始する。日本経済新聞が6日に報じた。

同紙によればヨドバシカメラは秋葉原、新宿、横浜、大阪・梅田の主力4店舗で、SIMフリー端末に対する通信サービスの取扱いを8日から開始するという。

ただし、通信サービスはヨドバシカメラが自前で用意するものではなく、NTTドコモの携帯電話回線網を使った通信サービスを展開する仮想移動体通信事業者(MVNO)のアールストリームのものだ。ヨドバシカメラはアールストリームのサービスを販売代行する。

利用料金はパケット使い放題のプランで月額4,995円。NTTドコモの通常の契約でSIMフリー端末を使った場合と比べて上限を約半額に抑えている。

なお、SIMフリー端末に関しては法的問題をクリアしたものしか国内で通信機能を利用することはできないので、注意が必要だ。電波法で定められた技術基準を満たした端末に対して付与される「技術基準適合証明」を受けたものしか、原則として国内で利用することはできず、法律違反になる。例えば、海外のSIMフリー端末の多くは国内の技術基準適合証明を受けていないため、国内で利用すると電波法違反となってしまう。

しかし、iPhone 4やiPad 2などは海外向けモデルであっても技術基準適合証明を受けた「技適マーク」がついているため、日本で利用することが可能だ。

【情報元、参考リンク】
日本経済新聞

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