利用イメージ(NTTドコモ、報道発表資料より) |
一般にスマートフォンを含めた携帯電話にはGPS機能が搭載されており、端末の位置を把握することができる。しかし、屋内や地下では位置情報は掴みにくい。基地局情報を活用すると、そういった場所でもおおよその位置を調べることが可能になる。同社の基地局ベースの位置情報は対応したサービス・コンテンツで利用することが可能で、31日のローンチ時にはゼンリンデータコムの「直感ナビ」、ジョルダンの「乗換案内」、マピオンの「マピオン」がサポートする。
「直感ナビ」はAR(拡張現実)で現在地周辺の情報を表示するAndroid向けアプリで、端末のカメラに映し出された実際の画像上に、検索した情報や目的地までのルートを表示する。「乗換案内」では、「最寄駅検索」で基地局の位置情報を利用して、現在地から近い駅を検索できる。「マピオン」でも、GPSの届きにくい屋内や地下などでも基地局情報から現在地を把握することが可能となる。
今後はGClueの「Blocco」、カイトの「giveApp」、ヴァルの「駅すぱあと」、Cellogic及びブリリアントサービスの「ガイドッグ」、radikoの「radiko.jp」、リクルートの「RecoCheck」などが対応予定。
ユーザーが基地局データを利用するのに契約等は必要なく、対応サービス・アプリを通して使うことができる。対応機種はspモードに対応した端末。利用料は無料。
【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/プレスリリース