HTC Nipponは1日、プレスイベントを開催し、同社の今後の戦略について明らかにした。同イベントの概要を同日伝えたITmediaの報道によれば、同社のCPO(最高製品責任者)、小寺康司氏は今年後半にも近距離無線通信規格「NFC」(Near Field Communication)に対応したスマートフォンを市場に投入する方針だという。加えて、そのタイミングでFeliCa(おサイフケータイ)の搭載も検討するようだ。
昨年までの国内スマートフォン市場では、海外メーカー製端末には国内フィーチャーフォンの定番機能である「ワンセグ」「赤外線通信」「おサイフケータイ」の搭載は望めない状況だったが、少なくともHTC製端末におけるおサイフケータイ機能に関しては可能性が浮上したことになりそうだ。
また、FeliCaは別としてNFCに関しても国内通信事業者は実証実験を始め、サービスの提供準備を進めている。今年後半に投入されるHTC製AndroidスマートフォンではNFC及びFeliCa周りの仕様にも注目が集まることになるだろう。
【情報元、参考リンク】
ITmedia/4G、OS、ソーシャルフォン、タブレット――HTC 小寺氏が語る製品戦略 (1/2)
ケータイ Watch/HTC、グローバル発表の6モデルを国内で披露
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