Googleは現在、各避難所にある被災者名簿の情報を安否情報確認ツール「Google Person Finder(グーグル・パーソンファインダー)」に登録する作業を進めているが、名簿のデータ入力の進捗は完全ではなく、現時点で82.4%となっている。
被災者名簿は紙ベースのため、一旦カメラで写した画像をGoogleの画像共有サービス「Picasa(ピカサ)」上にアップロードし、それから文字おこしをしてパーソンファインダーに入力する、という手順が採られる。この結果、皆がパーソンファインダーから情報を検索可能になる。
しかし、画像からの文字おこしに多数の人手と時間が掛かることは誰の目にも明らかだ。これまでに4,000枚を超える膨大な数の写真が集まり、十分なスピードでデータ入力ができているとは言いがたい。そこで同社はインターネットを介した人海戦術に乗り出し、ボランティアを募集している。
17日にボランティアの募集を開始し、僅か1日で進捗は一気に進んだ。しかし、これからも避難所からの名簿アップロードは増えることが予想され、人出は多い方がいい。ボランティア作業はインターネットに繋がるパソコンがあれば、ウェブブラウザから誰でも取り組むことができる。
同社はそのためのマニュアルも公開しているので、協力していきたい。
名簿共有のためのボランティアの募集については下記リンク先が玄関口のページになる。
http://www.google.co.jp/intl/ja/crisisresponse/japanquake2011_volunteer.html
画像からの文字おこし及びデータ入力方法は次のリンク先に記載されている。
http://www.google.co.jp/intl/ja/crisisresponse/japanquake2011_volunteer2.html
名簿画像のアップロード手順は次のリンク先に記載されている。
http://www.google.co.jp/intl/ja/crisisresponse/japanquake2011_volunteer1.html
【情報元、参考リンク】
Google Crisis Response ボランティア
Google 日本ブログ/共有された被災者名簿のパーソンファインダー登録についてご協力のお願い
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