米Googleは現地時間24日、Androidアプリ向けのアプリ内課金システム「In-App Billing」を来週中にもリリースすると発表した。In-App Billingは同社が2月2日にマウンテンビューの本社で開催したプレスカンファレンスの中で披露された新システムで、アプリ開発者が自身の開発したアプリに簡単に課金システムを組み込むことができる機能。
例えばゲームなどで一部のアイテムを有料販売したい場合、従来であればサードパーティ製のシステムか自前で何らかのシステムを用意しなければ、それを実現することができなかった。
しかし、In-App Billingを利用すれば、開発者は簡単に課金システムを組み込み、有料アイテムを販売できる。決済システムにはGoogleのオンライン決済サービス「Google Checkout」が用いられる。これはAndroidユーザーであれば、Android Market上の有料アプリの購入において慣れたシステムであり、ユーザーにとっても戸惑いが少ない。
さらに、In-App Billingはゲームに限らず様々な分野のアプリにビジネスチャンスをもたらす可能性を秘めている。電子書籍販売、動画コンテンツ販売など、様々なモノをアプリを通して販売することが可能になるだろう。
In-App Billingを介した売上は7割が開発者の取り分となる。
GoogleはIn-App Billingを発表した2月にAPIやドキュメントの提供を開始し、サンプルコードも公開した。その後、開発者側の習熟期間を経て、現在は実地テスト環境が提供されている。開発者は実際にアプリをアップロードして、機能を試してみることができる。そして来週には一般公開、というステップが待つ。
【情報元、参考リンク】
Android Developers Blog/In-App Billing on Android Market: Ready for Testing
Android Dev Guide/In-app Billing
GAPSIS/Google、Androidのアプリ内課金システムを発表。「In-app Billing API」の提供開始
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