Googleは、被災地域における通行可能な道路を判別する助けとなる「自動車・通行実績情報マップ」を公開した。これは本田技研工業が運営する自動車交通情報サービス「インターナビ・プレミアムクラブ」とパイオニアの同様サービス「スマートループ」のデータを元にした通行実績情報を利用して作成されたサービス。具体的には両社のサービスで前日0時から24時までの間に通行実績があった道路を、Googleが自社の地図サービス「Googleマップ」上に重ね合わせている。
通行実績があった道路は青色で、そうでない道路は灰色で表示される。
ただし、通行実績がある道路でも、現在通行できるという保証はないので注意が必要だ。逆に灰色表示の道路が必ずしも通行不可というわけでもない。あくまでも、移動の参考、目安情報と捉えるべきものになる。とはいえ、それでも避難や救援などで移動する方にとってとても参考になるサービスだ。
また、緊急交通路に指定されるなど、現実には通行が規制されるなどの措置が採られる道路もあるかもしれないため、国土交通省、警察、東日本高速道路株式会社などの情報もあわせて確認されることをGoogleも勧めている。
【情報元、参考リンク】
Google Crisis Response 自動車・通行実績情報マップ
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