GALAXY Tab 8.9の展示パネル(pocketnow.comより)
そして現時点ではまだカンファレンス前ながら、製品に関する様々な情報が明らかになっている。CTIAで展示されるデモ機の展示パネルと見られる写真がpocketnow.comで公開された。
それによれば製品名は当初からの噂通り「GALAXY Tab 8.9」。ディスプレイサイズは8.9インチ。7インチ・ディスプレイを持つ初代GALAXY Tabと10.1インチのGALAXY Tab 10.1の中間サイズのモデルということになる。解像度は1,280×800で、プロセッサはデュアルコア1GHz。そして、GALAXY Tab 8.9の最大の特徴は端末の厚さと重さだろう。筐体の厚さは僅か8.6mmで、重さは約470g。
また、ソフトウェアにも手が加えられている。Android 3.0(開発コード「Honeycomb」)の標準UIにサムスン電子独自の機能拡張が盛り込まれているようだ。さらに、「Mini Apps Tray」という機能も用意されている。
Android 3.0(Honeycomb)搭載タブレットは国内でもKDDIからMotorola製の「XOOM」、NTTドコモからLG電子製の「Optimus Pad」が販売予定だが、XOOMは10.1インチ・ディスプレイで重さは約700g、Optimus Padは8.9インチで重さ約620g。
9インチ前後のタブレット端末は持ち運ぶには重さがネックとなるため、GALAXY Tab 8.9の約470gという数字は魅力的だろう。正式発表を待ちたい。
【情報元、参考リンク】
pocketnow.com/Samsung Galaxy Tab 8.9 Fully Revealed (Photos)
Samsung Unpacked Orlando 03.22.2011