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F1公式アプリ「Formula1.com 2011」リリース。情報のプッシュ通知サポート。Android/iPhone対応。価格は無料

F1の公式ウェブサイト「The Official Formula1.com」のスマートフォン向け公式アプリの2011年シーズン版がリリースされた。アプリ名は「Formula1.com 2011」で、Android及びiOS(iPhoneなど)、さらにBlackBerry向けに配信されている。iPhoneユーザーの場合は昨シーズンの公式アプリとは別アプリとしての提供になるため、新たにApp Storeからのダウンロードが必要だ。2010年シーズン版のアプリからのアップデートの形ではないので、2010年シーズン版も端末に残る。これは削除しても残しておいても構わない。


Androidユーザーにとっては待望の公式アプリだ。このアプリはライブタイミング・アプリ「F1 2011 Timing App」ほどレース状況を伺い知ることはできないが、リアルタイムで各ドライバーのタイム、周回数、順位などを確認できる。海外メディアのウェブサイトで確認するよりも早く、手軽だろう。

さらに、各セッションの状況はコメンタリー・テキストで確認することもできる。セッション中、「COMMENTARY」コーナーでは、短い文章でその瞬間のイベントが伝えられている。例えば、誰かがトップタイムをマークした、誰かのマシンが故障したようだ、など、様々な情報を手短に教えてくれる。ただし、コメンタリーは英語での提供。

その他、路面温度、気温、ドライ/ウェットの状態、風速、風向き、湿度、気圧などのコンディションを把握することも可能だ。特に風向きや温度関係は図、グラフなどでも提供されているので非常にわかりやすい。

そして注目の新機能はプッシュ通知に対応したことだろう。昨シーズンのiPhone向けアプリで利用できる機能はここまでに挙げたものだけだったが、2011年シーズンでは進化を遂げている。現時点ではiOS向けアプリにしか搭載されていないが、Android及びBlackBerry向けアプリにもアップデートの形で追加される予定だ。

iPhone版でのプッシュ通知の例

このプッシュ通知機能では、アプリを開かなくとも各セッションの開始やセッションの結果、重要な最新情報、最新順位などが通知される。F1はグランプリごとにセッションの開始時間が異なるため、熱心なファンでさえ、タイムテーブルを忘れがちだ。多くのファンは開催週に入るとセッションのタイムテーブル及びテレビ番組の予定を確認するはずだが、何もせずとも教えてくれるのは助かる機能だ。

Android版アプリはAndroid Marketで、iOS版はApp Storeでそれぞれ「formula1.com」で検索すればヒットする。価格は無料。Android版の動作要件はAndroid 1.6以上。OS要件としては国内販売されている全てのAndroidスマートフォンが対象ということになり、この点も嬉しい。
Android Market/Formula1.com

F1ファン必携のアプリなので、ぜひダウンロードしてみて欲しい。

また、各セッションの状況をより詳細に知りたい方にはF1公式の「F1 2011 Timing App」もオススメだ。こちらはタイミングデータを一覧の形で閲覧できるだけでなく、各ドライバーが現在トラック上のどの場所を走っているかまで確認できる。トラックマップ・ビューが用意されており、自分の好きな視点から状況を把握できる。ただし、F1 2011 Timing Appは有料なので注意して欲しい。記事執筆時点の為替レートでは約2,610円だ。

詳しくは下記記事で紹介している。

【情報元、参考リンク】
Android Market/Formula1.com 2011
Android Market/F1 2011 Timing App
GAPSIS/2011年シーズンのF1公式アプリ「F1 2011 Timing App」が早くもリリース。AndroidとiPhone向け

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