この「ファミリーリンク・ネットワーク」の特徴は基本的にローマ字での氏名入力データが多いところにある。例えば海外在住の家族、海外渡航中の家族・親族・友人の方などが国内の方の安否を確認する場合、利用端末次第では日本語を入力できないこともある。そういった場合を考慮すると、この「ファミリーリンク・ネットワーク」にも情報を登録しておく方がよいだろう。
なお、複数の言語に対応しているのは「ファミリーリンク・ネットワーク」だけでなく、Googleの「Google Person Finder」も同様。そのため、海外在住者や外国人との間で安否確認のやり取りを行う必要のある方は、両方のサービスに登録されることをオススメしたい。
「ファミリーリンク・ネットワーク」は「氏名リスト」「『無事』リスト」「『捜索』リスト」の3メニューに分かれており、基本は「氏名リスト」。ここで目的の方の名前を探してみて欲しい。また、あなたが被災地域にいる方で、状況を伝えたい場合には「『無事』リスト」から情報を登録してほしい。「『捜索』リスト」は「氏名リスト」で名前が見つからない方の情報を得たいときに登録しておく場所。
ただし、「ファミリーリンク・ネットワーク」上のデータに関しては赤十字国際委員会は事前確認を行っていないため、いたずらや間違いがある可能性もある。その点はご注意頂きたい。
「ファミリーリンク・ネットワーク」はAndroid/iPhoneなどのスマートフォンのブラウザからの利用も可能。
【情報元、参考リンク】
赤十字国際委員会/ファミリーリンク・ネットワーク
