全国の放射線情報を確認できるAndroidアプリ「放射線チェッカー」リリース

11日に東北地方を中心に発生した東北地方太平洋沖地震から2週間以上が経過した今も岩手県、宮城県、福島県など被害の大きい地域の方にとっては厳しい状況が続いており、被災者の一刻も早い救出・支援が必要となっている。また、福島県及びその近隣の方々及び関東の方にとって、福島第一原発の状況も依然として気掛かりなこととして残っている。

関係者の方々が対応に取り組んでいることに感謝しつつも、日々の生活を送る上では現実的問題として、自身の在住地・勤務地の放射線量も気になるところ。

気掛かりな放射線量を比較的手軽に確認できるAndroid向けアプリがリリースされている。YICHAが開発・配信している「放射線チェッカー」だ。Android Marketで「放射線チェッカー」で検索すればヒットする。もしくはウェブ版Android Marketのこちらのページからダウンロード/インストールが可能。価格は無料で、動作要件はAndroid 2.0以降。

このアプリでは、全国の都道府県別の放射線モニタリングデータを一覧で確認することができる。アプリを起動すると、都道府県別放射線量がリストアップされる。各県の詳細データを確認する場合は「詳細」ボタンをタップする。詳細ページが表示され、最新の放射線量と過去の平常値のデータが合わせて確認できる。また、画面下に「環境」「水道」「雨水」のボタンも表示される。これらをタップすると、該当情報が掲載されているウェブページへと飛び、データを閲覧することができる。これはリンクに過ぎないが、ウェブブラウザでいちいちブックマークする手間も省け、便利だろう。

【情報元、参考リンク】
Android Market/放射線チェッカー
YICHA/プレスリリース（PDF）