米Googleは現地時間15日、Androidアプリ開発者向けのウェブサイトでAndroid OSのバージョン分布最新データを公開した。Androidは端末によって搭載されているOSバージョンが異なるため、各バージョンが市場に混在しており、それぞれの割合は日々変化している。同社は昨年8月以降約1ヵ月ごとに分布データを更新しており、今回3月15日に直前2週間の情報が反映された。
最新データで最も多くのシェアを示したのはAndroid 2.2で、61.3%。2月2日公開データでは57.6%だったため、3.7%増。しかも、ついに6割を超えた。2位はAndroid 2.1で29.0%。こちらは前回31.4%から数字を落としている。3位はAndroid 1.6で4.8%、4位はAndroid 1.5で3.0%。この2つのバージョンもシェアを下げてきており、その流れは今後も継続するはずだ。
また。Android 2.3以降のバージョンも徐々にシェアを獲得し始めた。Android 2.3が0.7%、Android 2.3.3が1.0%、Android 3.0が0.2%となっている。3月、4月以降にGingerbread搭載スマートフォンやHoneycomb搭載タブレットのリリースが相次ぐので、おそらく2.3以降のバージョンのシェアは今後伸びてくるだろう。
下図はこれまでの変遷グラフ。
【情報元、参考リンク】
Google/Android Platform Versions
Android OSバージョン分布データ(2011年2月2日付)の記事
Android OSバージョン分布データ(2011年1月4日付)の記事
Android OSバージョン分布データ(2010年12月1日付)の記事
Android OSバージョン分布データ(2010年11月1日付)の記事
Android OSバージョン分布データ(2010年10月1日付)の記事
Android OSバージョン分布データ(2010年9月1日付)の記事
Android OSバージョン分布データ(2010年8月2日付)の記事
Android OSバージョン分布データ(2010年7月15日付)の記事
Android OSバージョン分布データ(2010年7月1日付)の記事
Android OSバージョン分布データ(2010年6月16日付)の記事
Android OSバージョン分布データ(2010年6月1日付)の記事
Android OSバージョン分布データ(2010年5月17日付)の記事
Android OSバージョン分布データ(2010年4月12日付)の記事
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