出展:フィルモア・アドバイザリー |
そこで、各企業・各団体が一斉に義援金募集を開始しており、すでに募金された方もいると思う。世間には義援金詐欺なども多数見つかっており、寄付をするにも注意が必要な状況になっている点は残念だが、正しい義援金企画であれば、余裕のある方は少しでも寄付を行いたいところ。
とはいえ、募金方法は企画によって様々だ。募金箱に直接お金を入れるタイプもあれば、銀行振込やクレジットカード支払いの場合もある。さらには、携帯電話各社が実施しているように自社のサービスの利用によってユーザーに付与されるポイントを使って支払うことができるタイプもある。
フィルモア・アドバイザリーは今回の震災における義援金の実態を調査し、そのアンケート結果を発表した。アンケートは同社が開発・提供するiPhone向けアンケートツール「AskSmart.ly」を使って3月22日~3月23日に実施された。回答ユーザー数は667人。
主な質問内容は次の通り。
- どのような方法で募金されましたか?
- 総額いくら募金されましたか?
- 東北関東大震災の復興支援等のため、義援金などに対する募金をしましたか?
そして3位は「職場や学校を通じて」の20%。これも募金を集めやすい。多くの企業が従業員に対して寄付を募ったはずだ。4位はクレジットカードで16%、、5位が街頭などでの募金呼びかけに応じて、6位が銀行振込となっている。
また、募金額に関しては、最も多い回答は「1000円~5000円」で29%、「5000円~1万円」も9%、「1万円以上」も8%となっており、計46%の方が「1000円以上」寄付していることになる。割合として2番目に多かったのは「100円~500円」、3番目が「500円~1000円」、4番目が「1~100円」となった。100円~1000円に関してはポイントやマイレージでの支払い例も多そうだ。
さらに、そもそも募金をしたかどうか? という質問に対しては64%の方が「した」と答えており、今後する予定の方も23%いる。
義援金詐欺には注意すべきだが、今後も被災者の支援・救済、復興にはお金が必要なことは確かであり、できればポイントなどを使ってでも、継続的に行っていきたいところ。
アンケートのレポート詳細は下記リンク先で確認可能。
【情報元、参考リンク】
AskSmart.ly/震災義援金 募金した人の約半数が1000円以上を募金
AskSmart.ly/震災義援金 3割がポイントやマイレージを利用して募金
AskSmart.ly/震災義援金 9割が「募金した」「募金する予定」