同社は東北地方太平洋沖地震への支援策として2つの協力を発表している。1つはSkypeを使って公衆無線LANに接続することのできる「Skype Access」の一時無料化。2つ目は1ドル(約80円)の無料Skypeクレジットの提供。
今回配布が開始された約80円分のSkypeクレジットを使えば、国内固定電話に対して約25分程度の通話を行うことができる。発表から数日以内にユーザーの下へE-mailで届けられる予定で、すでに届き始めている。
今でもNTTドコモ、au、ソフトバンクモバイルなど国内通信事業者の携帯電話は繋がりにくい状況にあり、インターネットでの音声通信サービスの雄、Skypeは非常に役立つ存在にある。
しかし、提供されたSkypeクレジットを利用するには有効化の手順が必要なので、下記の通り進めてほしい。
- 1. skype.com/go/voucher にアクセス。
- 2. 「Skype名」および「パスワード」を入力してログイン。
- 3. 「クーポン・カードの番号を入力」欄に、E-mail記載のSkypeバウチャーコード(クーポン番号)を入力し、「Skypeの使用条件に同意します」のチェックボックスをオンにして、「クーポン・プリペイドカードの利用」ボタンをクリック。
なお、Skypeから国内の一般電話に発信するには相手先電話番号の前に「+81」を入れ、次に市外局番の頭の「0」を除いた相手の電話番号を入力する。例えば、相手先電話番号が090-xxxx-xxxxだった場合、最終的に入力する番号は「+8190xxxxxxxx」になる。ただし、PC用も含めた国内のアプリの場合「+81」は最初から入力済みのため、その際は「90xxxxxxxx」だけでいい。
SkypeはAndroid/iPhone向けアプリもリリースされており、それらを使うこともできる。それぞれAndroid Market及びApp Storeで「skype」で検索すればいい。Androidの場合はウェブ版Android Marketのこちらのページからダウンロード/インストールが可能。アプリの価格は無料で、動作要件はAndroid 2.1以降。
Skypeクレジットの有効化手順だけは、余裕のあるときにやっておくことをオススメしたい。
【情報元、参考リンク】
Skype 日本語ブログ
Android Market/Skype