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ヤフー、開発者向けに「Yahoo!地図 SDK for Android」と「Yahoo!地図 SDK for iPhone」をリリース

ヤフーは7日、同社の地図サービス「Yahoo!地図」のアプリケーション開発キット「Yahoo!地図 SDK for Android」と「Yahoo!地図 SDK for iPhone」をリリースしたことを発表した。前者はAndroid搭載スマートフォン/タブレット端末向けの開発キット、後者はiPhone向けになる。動作環境はAndroidが2.1以上、iPhoneがiPhone OS 3.1.3以上、iOS 4.2以上。

Yahoo!地図 スタイル参考画面。左:midnight、右:コンビニを目立たせたもの

Yahoo!地図 SDKは、Androidではcom.google.android.maps ライブラリに、iPhoneではMapKitフレームワークに基本準拠した仕様となっている。ヤフー自身がリリースしているYahoo!地図アプリもこれらのSDKを使って開発されている。

Androidスマートフォンのユーザーに限っては、おそらく大部分の方がGoogle純正のマップ・アプリケーション「Google Maps」を利用していることと思うが、ヤフーからも「Yahoo!地図」がリリース済みだ。Google Mapsとはまた異なる使用感覚、機能なのでまだ使ったことのない方はこの機会に試してみて欲しい。現実問題として現時点でどちらがいいかと比較すれば、用途次第ながら、基本部分はGoogle Mapsに軍配が上がる。しかし、Yahoo!地図ならではの機能もあり、これはこれで悪くない上、こちらも無料。例えば、飲食店検索などでは、「Yahoo!グルメ」との連携による情報チェックなども可能になっている。

なお、今回一般リリースされたYahoo!地図 SDKでは、標準的な地図機能はもちろんとしていくつかの独自機能も提供されている。主な特徴は次の通り。
  • Yahoo!地図と同じ地図データを利用可能
  • 地下街地図の表示
  • 地図上のビル名や店舗名などの文字を直接タッチ可能な注記タッチ機能
  • 地図スタイルの選択、注記情報のオンオフによる地図表示カスタマイズ
Yahoo!地図 SDKのダウンロードページは下記の通り。

Yahoo!地図 SDK for Android
Yahoo!地図 SDK for iPhone

【情報元、参考リンク】
ヤフー Tech Blog/Yahoo!地図 SDK for iPhone & Androidを公開しました

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