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ソニー・エリクソン、Xperia PLAYを正式発表。3月リリース予定

ソニー・エリクソンは13日、スペイン・バルセロナで開催したプレスカンファレンスでAndroidスマートフォン「Xperia PLAY」を正式発表した。同社がXperia PLAYの存在を公に認めたのは、1週間前のことだが、プレス向けに正式にお披露目されるのは今回が初。詳細も明かされている。また、Xperia PLAYの発売時期だが、欧米及びアジアなど一部の国と地域で3月以降に販売が開始される予定。米国では通信事業者Verizon Wirelessからリリースの予定。


Xperia PLAYの最大の特徴はAndroidスマートフォンとしての機能を抑えつつ、「PlayStation Suite」への対応とゲームコントローラを搭載する点。「PlayStation Suite」はソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)が展開するプレイステーションの新たなプラットフォームで、Androidを搭載し、「PlayStation Certified」の認証を受けた機器のみで利用することができる。Xperia PLAYはPlayStation Certifiedの認証を受けて登場する初の端末になる。

PlayStation Suiteは対応端末向けにコンシューマゲーム機クラスの質の高いゲームを提供するプラットフォームと言ってもいい。複数の有力ゲームメーカーから数々のタイトルがリリースされる予定だ。ただし、当面は初代プレイステーションの名作タイトルを中心に提供される予定。もちろん、オリジナルタイトルの投入も予定されている。

Xperia PLAYにはいくつかのタイトルがプリインストールされる見込み。販売を手がける通信事業者次第の部分もあるようだが、6タイトル程度が購入直後から遊べる模様。

コントローラはスライド式。ゲーム機「PSP go」と同様のスタイル。搭載されるボタンは十字キー、○△×□、スタート、セレクト、L/R、2つのスライドパッド、メニューなどとなっている。これまでプレイステーション・ファミリーのゲーム機を触ってきた方にとっては馴染み深いコントローラだ。

Androidスマートフォンとしての主なスペックは次の通りだ。CPUはQualcomm Snapdragon 1GHz、ディスプレイは4インチ液晶で解像度は854×480、マルチタッチに対応した静電容量方式タッチパネル、カメラは5.1メガピクセル(オートフォーカス、LEDフラッシュ搭載)などとなっている。もちろんWi-Fi、Bluetoothなど、一般的機能も網羅する。端末のサイズは119×62×16mm。重さは約175g。カラーはブラックとホワイトの2色展開。

搭載OSはAndroid 2.3(開発コード「Gingerbread」)。

なお、対応ネットワークはW-CDMAとCDMA2000だが、通信事業者別に異なるモデルとして展開されるようだ。

下はPR画像。



プロモーション動画、開発陣のインタビュー動画などを下に掲載。












【情報元】
ソニー・エリクソン/プレスリリース

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