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Qualcomm、Snapdragon最新プロセッサ発表。クアッドコア 2.5GHzなども2012年にサンプル出荷開始へ

米Qualcommは現地時間14日、モバイル機器向けプロセッサ「Snapdragon」の次世代最新製品を発表した。披露されたプロセッサは開発コード「Krait」と呼ばれたもので、シングルコアのMSM8930、デュアルコアのMSM8960、クアッドコアのAPQ8064がラインナップされる。それぞれ1コアあたりの最高クロックスピードは2.5GHz。これらの製品は動作速度の向上のみならず、発熱と消費電力でも改善がみられ、現行製品と比較して約65%程度、省電力化されているということだ。


また、内蔵GPU「Adreno」も大幅に強化されている。3D動画の描画なども、従来品と比べて最大15倍程度の高速化が図られている模様。さらに、様々なプラットフォームに対応する。Android、Windows Phone、PlayStation Suiteなど。その他、Wi-Fi、GPS、Bluetooth、FM、NFC(Near Field Communicatio)、3D映像などの機能をサポート。加えて、次世代通信規格LTEもサポートする。

各製品の概要と、それぞれのサンプル出荷時期は次の通り。

MSM8930
シングルコア(1コア)。2012年初頭にサンプル出荷予定。LTE対応スマートフォン向けの製品。初代Adrenoの6倍相当のグラフィックス能力を持つ「Adreno 305」を搭載。

MSM8960
デュアルコア(2コア)。2011年第2四半期にサンプル出荷予定。ハイスペック・スマートフォン、タブレット向けの製品。デュアルチャンネルのLP DDRメモリに対応。初代Adrenoに対して8倍相当のグラフィックス能力を持つ「Adreno 225」を搭載。

APQ8064
クアッドコア(4コア)。2012年初頭にサンプル出荷予定。次世代機器向けのハイスペック製品。「Adreno 320」を搭載。

【情報元、参考リンク】
Android Central/Qualcomm announces next generation Snapdragon chips

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