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LG電子、フル3Dスマートフォン「Optimus 3D」を発表。デュアルコア搭載

韓国LG電子は14日、スペイン・バルセロナで開催したプレスカンファレンスにおいて世界初の“フル3D”スマートフォン「Optimus 3D」を発表した。同社の“フル3D”とは、裸眼立体視が可能な3D液晶ディスプレイに加えて、デュアルレンズ構成による3Dカメラを搭載することを意味している。シャープ製Androidスマートフォン「LYNX 3D SH-03C」(NTTドコモ向け)、「GALAPAGOS 003SH」(ソフトバンクモバイル向け)も世界初の3Dスマートフォンながら、カメラに関してはデュアルレンズではなかった。

前述したようにOptimus 3Dは5メガピクセルのデュアルレンズ・カメラを背面に備える。これにより、3D写真・3D動画の撮影が可能となり、それらのコンテンツをHDMI出力を介して大画面で楽しむことも可能。もちろん、出力先のスクリーンが3D対応テレビであれば、3Dで視聴することができる。また、撮影した3D動画はYouTubeにアップロードして、世界中に公開することも可能だ。これは同社が結んだYouTubeとの提携により実現した。

3Dコンテンツの楽しみ方の幅は明らかに広がっている。

基本的なスペックは、OSがAndroid 2.2、プロセッサはTI OMAP 4(デュアルコア 1GHz)、ディスプレイサイズは4.3インチで、解像度は800×480。もちろん専用メガネを必要としない、裸眼立体視に対応している。

その他、Wi-FiはIEEE802.11b/g/n、DLNA機能搭載、内蔵バッテリー容量は1,500mAh、サイズは128.8×68×11.9mmで、重さは約168gとなっている。

販売開始時期は欧州で第2四半期の早い時期の予定で、具体的には5月の見込み。



下に掲載した動画はPR動画。3Dの魅力を上手く伝えている。


こちらはAndroid Centralによるハンズオン動画。


【情報元】
SlashGear/LG Optimus 3D official

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