KDDIは28日、新製品発表会を開催し、台湾HTC製スマートフォン「htc EVO WiMAX ISW11HT」を発表した。htc EVOはKDDI傘下のUQコミュニケーションズのWiMAXネットワーク及びau携帯電話の3G(CDMA)回線網に対応したマルチ・ネットワーク対応機種として登場する。WiMAXは下り最大40Mbps、上り最大10Mbps(ベスト・エフォート)の高速データ通信が可能な点が特徴で、高速回線を活かしてハイスペック・スマートフォンでインターネットをより楽しむ事が可能と期待される。
WiMAXの対応エリアが狭いネックはau携帯電話網がカバーする。3GとWiMAX、どちらのネットワークもサポートすることで、エリアを気にせずネットワークを利用することができる。ただし、対応周波数帯は新800MHzと2GHzで、従来の800MHz帯はサポートされない。
そしてhtc EVOはWi-Fiテザリング機能(USBテザリングもサポート)を搭載する。
これは最大8台までの無線LAN機器を接続できる機能で、htc EVOをWi-Fiルーターとして利用することができる。例えば外出先で携帯ゲーム機やPCをhtc EVOを介してインターネットに接続することが可能だ。
しかも、WiMAXは割安な料金で利用できる。htc EVOに提供されるWiMAXサービス「+WiMAX」の料金は月額525円。WiMAXの利用がない月は費用は掛からない。ただし、パケット定額サービスの契約が必須となり、あくまでもオプションサービスの形になる。例えばWiMAXを使わなかった月のパケット代は5,460円(ISフラット)、使った場合は+525円で計5,985円という形だ。さらに、2011年8月までは「+WiMAX」の月額料金無料キャンペーンも提供される。
なお、ネットワークとしてはWi-Fi(IEEE802.11b/g/n)もサポートしている。例えばWi-FiとWiMAX、3Gが全て利用できる環境下の場合はWi-Fi、WiMAX、3Gの優先度で接続される。
htc EVOのベースは昨年夏に米通信事業者Sprint Nextel向けにリリースされた機種で、昨年12月末までにに300万台以上が出荷された人気モデルだ。OSはAndroid 2.2で、CPUはQualcomm Snapdragon 1GHz、内蔵メモリは512MB RAM/1GB ROM。ディスプレイは4.3インチ。カメラは8メガピクセル、720p動画撮影対応。前面に1.3メガピクセルのインカメラも搭載する。そのほか、HDMI出力、FMラジオもサポートする。端末のサイズは約67×122×12.8mm(最厚部13.8mm)で、重さは約170g。
発売時期は4月上旬以降の予定。
【情報元、参考リンク】
KDDI/プレスリリース
- Home-icon
- 通信サービス
- _通信サービス全般
- _ドコモ
- _au
- _ソフトバンク
- _楽天モバイル
- _UQ mobile
- _ワイモバイル
- _LINEMO
- _格安SIM/スマホ
- _WiMAX/WiMAX 2+
- 端末
- _端末全般
- _Androidスマートフォン
- _Androidタブレット
- _その他のAndroid機器
- _iPhone/iPad
- _その他の携帯電話端末
- _Wi-Fiルーター
- _ウェアラブル/IoT
- _周辺機器
- _アクセサリー
- _その他の製品
- アプリ
- _アプリ全般
- _キャンペーン情報
- _事前登録情報
- _ゲーム
- _ツール
- _エンタメ/スポーツ
- _ニュース/書籍/雑誌
- _ショッピング/グルメ
- _SNS/交流
- _ビジネス
- _カメラ/写真/動画
- _ライフスタイル
- _健康・フィットネス
- _その他のアプリ
- 取材/レビュー
- コラム
- 特集
- セール・キャンペーン情報
- 災害関連