左:HTC Salsa、右:HTC Chacha |
まず、Facebookボタンについて紹介したい。これがこの端末の最大の特徴だからだ。
Facebookボタンは単一の機能を呼び出すものではなく、状況次第で複数の機能を扱うように設計されている。例えば、ウェブサイトをブラウジングしているときに押すと、Facebookでの共有ができたり、写真を撮影したときに押せば、やはりFacebookにアップロードできたり、ステータス表示をリロードしたり、その時々の状況に合わせて、対応するFacebook機能を利用することができる。
さらに、HTC独自のUI「HTC Sense UI」との統合も図られている。
HTC Sense UIはもともとSNSを上手く扱っていたが、Facebookと強力に連携することで、様々な点で利便性が確保されている。例えば、電話着信時には相手のFacebookの情報が表示されたり、電話帳でも同様にFacebookの情報や写真などをチェックできたり、様々なシーンでFacebookの情報が閲覧、利用できるように配慮されている。
その他、端末の主なスペックはHTC SalsaとHTC Chachaで特に大きな違いはない。Chachaの方は物理キーボードを搭載している点とその分ディスプレイサイズが小さい。搭載CPUはQualcomm MSM7227 600MHzで、内蔵メモリは512MB RAM/512MB ROM、ディスプレイはSalsaが3.4インチ、Chachaが2.6インチ。解像度はどちらも480×320。
カメラはそれぞれ2つ備える。背面に5メガピクセルのメインカメラ、前面にVGAインカメラ。
欧州及びアジアなどの地域で2011年第2四半期に販売開始となる予定。米国では通信事業者AT&Tから今年後半にリリースされる予定。
【情報元、参考リンク】
Android Central/HTC ChaCha and Salsa announced, dedicated Facebook button included