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出荷台数としてはAndroidスマートフォンは10月~12月の3ヶ月間で約3,330万台、Nokiaが約3,100万台、AppleのiPhoneが1,620万台、RIMのBlackBerryが約1,460万台、MicrosoftのWindows Phoneが310万台となっている。スマートフォン合計出荷台数は約1億120万台。これは前年同期比で約2倍の数字に相当する。2009年第4四半期の総出荷台数は5,370万台で、2010年は世界的にスマートフォン人気の高まりが始まった年になったことが伺える。
前年同期比でみると、シェアを大きく落としたのはNokiaで、44.4%から30.6%へ13.5%減となる。出荷台数としては2,390万台から3,100万台へ増加したものの、他のプラットフォームの伸びが大きかった影響で、相対的にシェアを下げた。Nokiaが下がった分の伸びを得たのは主にAndroidで、前年同期にはわずか8.7%のシェア、出荷台数470万台だったものが、劇的に勢力を増した。また、iPhoneも大きな伸びを記録している。前年同期は870万台だが、今四半期は1,620万台と倍近くにまで増えているからだ。
なお、同時期の日本でのスマートフォン販売台数も非常に好調で、NTTドコモ向け「Xperia」「GALAXY S」「LYNX 3D SH-03C」「REGZA Phone T-01C」、au「IS03」、ソフトバンクモバイル向け「iPhone 4」「GALAPAGOS 003SH」などの端末が素晴らしいセールス実績を残している。
【情報元、参考リンク】
Canalys/Google’s Android becomes the world’s leading smart phone platform